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札幌近郊に大型「鉄スクラップ」埠頭、輸出拡大へ増強

日本経済新聞
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    拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

    石狩湾新港に鉄スクラップ輸出向けの埠頭が整備されるというニュースです.こんな背景があるよーというコメントです.

    鉄スクラップは80年代ですと韓国や台湾に主に輸出され,電炉でのリサイクルに活用されてきました.2000年代に入ると,韓国や台湾,中国で輸入が盛んになってそちらに運ばれることが多くなりましたが,中国や韓国では高炉での製鉄も進むようになってきました.記事にもある通り,中国では環境規制が,韓国ではリサイクルが進んだこともあって輸出先はベトナムやバングラなどさらに西へ進むことになっているようです.

    鉄スクラップは見た目より価値が高いので,コンテナ輸送でも運ばれることがあります.アジアからやってきた貨物を積んだ空コンテナを返送するために米国から,台湾などに向けてスクラップが積み込まれることも多くあります(ただし,コンテナに詰め込まれるスクラップは,自動車工場などでの切れ端など程度のいいものが中心です).

    とはいえ,日本からは輸送コストの低さが好まれてハンディサイズバルカーと呼ばれる船をつかうのでしょう.岸壁もそのための整備となっています.おそらく,コンテナ輸送は輸出入のマッチングが悪いことも関係しているものと思われます.

    ちなみに,トルコが世界一の輸入国なのは電炉製鉄が盛んだからで,アラブ諸国で用いられる建材の原料をつくって輸出しているそうです.


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