2021/4/28

【3分解説】トヨタはLyftから自動運転の「人材」を買収した

この買収は、自動運転の技術開発レースにどう影響するのか。
4月26日、トヨタ自動車は、米ライドシェア大手リフトの自動運転部門を5億5000万ドル(約590億円)で買収することを発表した(買収完了は9月末までを予定)。
トヨタで自動運転技術を担う傘下のウーブン・プラネット・ホールディングスを通じての買収で、約300人の従業員を引き継ぐことになる。
昨年12月には、同じくライドシェア大手のウーバー・テクノロジーズが自動運転部門のオーロラへの売却を発表するなど、この分野での再編機運が高まりつつある。
自動運転の世界で今、何が起きているのか。その中で、トヨタはいかに生き残るのか。3つのポイントで解説する。
(Tom Brenner / 特派員)

Q1 なぜトヨタは買収する?