アカデミー賞助演女優賞にユン・ヨジョン氏 韓国人初の受賞
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下馬評でもかなり有力だとみられていたユン・ヨジョンさんが順当に受賞。「ミナリ」は「あれ、これで終わり?」と感じる人が少なくないかもしれませんが、キリスト教文化や当時の韓国の移民送り出し国としての背景、米国における移民社会という視点からみていくと深い視点が織り込まれています。とりわけ、キリスト教文化の視点。「パラサイト」はある意味で分かりやすい話でしたので、今年は対照的な韓国映画がノミネートされていることも印象的です。
ユン・ヨジョンさんのようなアジアのベテラン俳優が最高峰の映画賞の一つを獲得したことも意義深い。彼女は1947年生まれで出身は現在の北朝鮮領の開城市。
韓国映画とドラマシーンにおいて、数々の名作を彩ってきた名俳優です。出演作はwikipediaにあります。数が多く全て観きれているわけではありませんが、見た範囲では印象的なのは、「ハハハ」と「バッカスレディ」、「女優たち」でしょうか。主演を務めた「バッカスレディ」は衝撃作の一つだと思います。「女優たち」も他の出演者も含め、心温まる作品でした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3
英語版はより詳しく経歴や出演作等の情報が書かれています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Youn_Yuh-jung