起業家がNASAと提携してパンクしない形状記憶合金のタイヤ商業化に注力中
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注目のコメント
実はGDPRの為に欧州からは日本のEngadgetやTechcrunchが全く読めない状態なのですが、これは少し前に話題になったこれでしょうか。
https://newspicks.com/news/5702928
この記事にも多数のコメントがついていましたが、このタイヤが最初に市場化を目指すロートバイクというのはユーザーが車体の軽量化の為にグラム単価100円を喜んで支払い空気抵抗低減の為と笑ってすね毛もツルツルに剃る(本来は怪我に備えてですが)、大変に尖った市場です。
実際の製品は重量はもちろん、グリップ性や耐久性(ハードブレーキでコーティング落ちそう)、元々真空や大気圧が低い環境で用いられていたメッシュタイヤのため回転時の空気抵抗も気になるところです。ブリヂストンでは樹脂、ミシュランでは生物由来材料、その他、サイドウォールに苔を生息させた空気浄化作用のあるものや、今回の合金などなど、それこそ天然ゴム自体も有限性が高い故に、多様な切り口で持続性高いタイヤの開発を進めている模様。
現在のタイヤメーカーの多くはゴムを起点とした多角的事業を行ってはいるが、とはいえタイヤが売上構成の多くを占めている。製品寿命が一気に伸びることによる収益構造の変化に対し、別領域への染み出しや強化を行うのか、エコシステム全体で稼ぐ構造としていくのか、空中戦で戦っていくのか等、各社がどこを基軸としてシフトしていくのかがとても気になる。