性的な対象として扱われることに抗議。女性体操選手が足を覆うボディスーツで競技
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この様な話は、特に大きく報道されていなかっただけで以前からありました。
ビートたけしさんの有名なギャグのコマネチもこの類ですが、彼がやると全然いやらしくないし、誰も目クジラ立てて批判しない。
表現の仕方や、その人となりでどちらにも転ぶのは芸術と同じ気がします。
注目のコメント
Melinda Ann Gatesが最近のインタビューの中で、言っている言葉があります。
「みんなが信じることが世界を変える」
お金だって、国だって、人権だって、実体は無く、単に、みんなが信じることで出来上がっていることで、人間という種が、大きな社会を想像して発達できた理由でもあると感じます。
これは、男女差別や人種差別やその他の偏見や争いや正義にも言えることです。
その「信じること」の最初を創るのはひとりです。そして、それを信じるみんなも、ひとりひとりです。
ひとり(個人)の信じること、みんなの信じることが、社会を創っています。
個人が、良心に背く考えを持つか、良心に基づく考えを持つかで、社会は確実に変わります。
女子体操競技をコマネチで笑ったり、性的対象としたりすることを、仕方ないと思う人が多ければ社会はそうなります。
黒人が奴隷だったり、女性に参政権がないのが当たり前だった時代には、皆がそう信じていました。
それは違うと思う一人がいて、その思いを伝えて、共感が広がり、社会が変わっていく。
米国の文化人類学者のMargaret Meadの私の好きな言葉に以下のようなものがあります。
Never doubt that a small group of thoughtful, committed people can change the world. Indeed, it is the only thing that ever has.
社会を良くして行くのも悪くして行くのも、まさに自分であり、その思いを伝えて変えていくのも自分なんだと、思いながら生きています。
今日も、より良い未来を想いながら、パートナーに心を込めて美味しい珈琲を入れたり、庭に遊びに来る野鳥に水をあげたり、誠意を込めて多くのメールもしました。このコメントも、そういう意味を込めています。メーカーも新しいユニフォームを作り、女性を性的な対象として扱わないという意思表示ができますね。今後は国によって、どんなユニフォームで出てくるかで、ジェンダー課題の意識がはっきりと分かってしまうでしょう。