[ウィーン 22日 ロイター] - イランが中部ナタンズの核施設で濃縮度最大60%のウラン製造に利用する遠心分離機の数を減らしたことが、ロイターが入手した国際原子力機関(IAEA)の報告書で22日分かった。

報告書によると、同施設でIR─6型遠心分離機から成るカスケード1組が最大60%の濃縮に利用され、IR─4型遠心分離機のカスケード1組は最大20%の濃縮に利用されていることが21日に確認された。