仏、コロナの国内移動制限を5月3日に解除 外出禁止令は継続
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感染症の専門家からは、まだ緩めるのは早いという懸念も出されている。その一方、健康は単に身体的なものだけではなく、精神面の健康を考えれば、このあたりで緩めないと限界が来るという声もある、
この記事では取り上げられていませんが、検査の強化とワクチン接種の進展も発表の大きな項目でした。
欧州では英国以外の接種率はどんぐりの背比べなのですが、それでも各国20%程度まで来ました。
https://ourworldindata.org/explorers/coronavirus-data-explorer?zoomToSelection=true&time=2020-08-01..latest&pickerSort=desc&pickerMetric=total_cases&Metric=People+vaccinated&Interval=7-day+rolling+average&Relative+to+Population=true&Align+outbreaks=false&country=GBR~DEU~ESP~ITA~IRL~FRA
接種のスピードも100人あたり0.5人/日と一時期の英国の水準に並ぶも、英国やドイツ・スペインはさらにスパートをかけているのでフランスも頑張って追いかけて欲しいです。
ただ医療関係者や高齢者など高リスク層への接種こそそれなりのスピードで進んでいますが、そこが一巡した後の集団免疫を確立するまでの一般の人の接種のスピードに国ごとの意識の差が出そうな予感もします。目標が接種率7割なら残り3割にどう入ろうかと考えている人は多いかも。
また絶対数以上にトレンドの問題で、下降トレンドが見えてきたフランスとこれから拡大が危惧される日本の間で今回の制限解除のタイミングについて直接の比較はできません。飲食店も酒類はおろか営業自体が禁止で、これは当分継続するなど制限の厳しさも全く異なります。
ちなみに記事に全く関係ないのですが、写真の電動キックボード、シェア事業のものではなく個人所有のものです。電動アシスト自転車よりも安く保管場所も取らないなど利点が多く、最近ではシェア事業のものよりも頻繁に見ます。
地下鉄はダメですがRERという電車には載せられるので、最寄りの駅までこれで乗り付けて職場まで電車移動、職場では折りたたんでオフィス保管という利用が多いようです。また写真のようにヘルメット着用も一般的です。日本より陽性者が割合として多いが、日本より前向きな行動にシフトしている。
この事実をマスコミはどれだけ正確に伝えているのだろうか?
そして政府や医師会に、この事実を伝えてからの日本や医師会の行動について指摘をしていってほしい。