原始的隕石から液体の「水」 立命大など発見「太陽系の謎迫る」
毎日新聞
2021/4/22 04:00(最終更新 4/22 04:00)
有料記事
704文字
- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
隕石(いんせき)中に閉じ込められた二酸化炭素(CO2)を豊富に含む液体としての水を発見したと、立命館大や米航空宇宙局(NASA)などのチームが発表した。原始的な隕石に含水鉱物があることは知られてきたが、水酸基(OH)や水分子として存在していた。今回の水は46億年前の太陽系形成時のCO2を含む氷に由来すると考えられ、「太陽系がどのようにできたかの謎に迫る発見」としている。
論文は22日、米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された。
この記事は有料記事です。
残り486文字(全文704文字)