白物家電、24年ぶり高水準 20年度出荷額、巣ごもりで
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家計調査を使って2020年のデータを調べると、購入数量は減少していますが、購入単価が大幅に上昇しています。つまり、買い替えが進んだのではなく、高級志向が強まったことが背景にありそうです。様々な分野で消費機会が失われて家計に余裕ができたため、せっかくの支出機会にはちょっと贅沢している姿が浮かび上がります。
"新型コロナウイルス流行を受けて在宅時間が増えたことによる「巣ごもり需要」を反映した。"
決算時期の違いもありそうですが、家電量販店TOP4の最新の売上増加率を見ると、ケーズHDが+10.8%と他社よりもだいぶ高くなってますね。
人気商品だった空気清浄器とかの仕入れとかがうまくいったのでしょうか。
逆にビックカメラは売上が落ちていますが、ビックカメラはコロナで成長したであろうECも家電量販店の中では強いイメージなので不思議ですね。
■家電量販店TOP4の前年比売上増加率
ヤマダ電機(FY21Q2):+2.0%
ビックカメラ(FY21Q2):-3.5%
エディオン(FY21Q3):+2.3%
ケーズHD(FY21Q3):+10.8%1月のこちらの記事を見ると、2000年代の落ち込みから凄まじい伸び。
https://mainichi.jp/articles/20210126/ddm/008/020/123000c
一方、世界の傾向を見ると、中国の微減を除くと、欧米は含まれていないがおおよそ伸び続けている。
https://www.enplanet.com/Ja/Market/Data/y13801.html
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1109466.html
いわゆる先進国がたどった道を他の国々がたどっていくとしたら、改めて、空気を高度に清浄にするニーズは先進国から世界に展開していくかもしれない。