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カーター政権の副大統領を務めながら、その後大統領選ではレーガン氏を相手に歴史的大敗を喫するなどワシントンではあまり日の当たることのなかった方ですが、日本では普天間返還合意のときの駐日大使として多くの方が記憶しているのではないかと。
返還を米軍に受け入れさせた大きな功績は当時のペリー国防長官にあると思いますが、ペリー氏はモンデール氏の副大統領時代に米ソ軍縮交渉でチームを組んだ関係だったそうで、数十年のつき合い。そのエピソードを知ったとき、ふさわしいときにふさわしいポジションにいた方という思いを強くしました。
2018年の年末、平成を振り返る特番の際、ご自宅があるミネソタ州で取材に応じて頂きました。カーター政権時の副大統領ですが、取材のテーマはクリントン政権時の駐日大使時代に尽力した「天皇訪米」でした。

94年、天皇皇后両陛下(いまの上皇ご夫妻)が即位後初の訪米。当時のクリントン大統領にとっては、初の国賓でしたが、アメリカはこのとき北朝鮮との「戦争危機」に直面していました。ホワイトハウスでの晩餐会など公式行事のウラで、板門店ではカーター氏が特使として韓国から北朝鮮に渡り、交渉を行いました。

モンデール氏は「天皇訪米」というタイミングを狙って挑発をエスカレートする北朝鮮の動きを注視しながら、このオペレーションを成功させた秘話を、詳細に語ってくれました。

日米の歴史を語ることができる人物を、またひとり、うしなった思いです。
米副大統領や駐日大使を務めたウォルター・モンデール氏がお亡くなりになったとのこと。
海外メディアは速報で報じています。
https://nyti.ms/3n3Oqnv
ご冥福を心よりお祈りいたします。