PwC「世界CEO意識調査」にあらわれた、コロナ景気回復への見通し印象的な5枚のスライド
コンサルティングファームのPwCが第24回となる「世界CEO意識調査」の日本語版を公開した。同調査は2021年の1〜2月に世界100の国・地域のCEO5050人にインタビューし、そのうち各国の名目GDPに占める割合に応じて絞り込まれた1779人のCEOの意見をサンプルとして反映させたものだ。 今後1...
175Picks
関連記事一覧
クレディSのグリーンシル問題調査、CEOらの役割も対象に-関係者
Bloomberg 9Picks
世界のCEOの4分の3が2021年の経済成長の回復を予測――PwC調査
ITmedia マーケティング 4Picks

昨年のCEO報酬、過去最高に達する勢い=WSJ調査
The Wall Street Journal 3Picks
PwC Japanグループ、AI導入の調査結果を発表
週刊BCN+ 3Picks
PwCが「世界CEO意識調査」の結果を発表
PwC 2Picks
【セキュリティ ニュース】CEO半数弱が「サイバー攻撃の脅威」に懸念 - PwC調査(1ページ目 / 全1ページ):Security NEXT
www.security-next.com 1Pick
世界はコロナ後のパンデミックに備えるべきだ-独ビオンテックCEO
Bloomberg.com 1Pick
北米・西欧はワクチン接種が進みサイバー攻撃の脅威や(バイデン政権成立を受けた)過剰規制への警戒にシフトしている一方、日本はじめrest of the worldではパンデミックが引き続き主要な最大の脅威。日本は夏にかけてワクチン接種が進んで欧米に続けると思いますが、中南米その他新興国ではワクチン接種が進むまで2-3年かかると言われていますね。
米中のCEOの各国の捉え方もとても興味深いですが、解釈が難しいですね。中国のCEOは前回、前々回調査ではどの国の比率が高かったのでしょうか。
もう何年もPwCでは「地政学」をテーマに世界を見ているので、今回もその中心である中国・アメリカ、それぞれのCEOが、この先1年の成長において重要視している国を聞いています。
結果、中国にとっては、日本の重要度がかつてないほど上がった一方で、アメリカのCEOからは微減、というのが面白いですね。
IBMでは「グローバル経営層スタディ」を発表しています。
PwCの結果と(当然)似ているのですが、一方で、本調査では「高業績企業とそれ以外」での差異を分析している点が面白いです。
個人的に面白かったのは:
・本調査全体にわたって、低業績企業は回答が分散しているのに対し、高業績企業は一連の優先事項に回答の集約が見られた
・最たる例として、高業績企業は低業績企業より53%高い割合で、従業員とのエンゲージメント向上には「目的意識と使命感」が重要であると回答した
・業績にとって重要な要因として「リーダーシップ」を挙げた割合は、高業績企業では全体の85%に上るのに対し、低業績企業では69%にとどまった
など。
これからの世界において、purpose(対従業員、対消費者)の重要性、今回の危機下においてより重要性を見出されたリーダーシップの在り方というのは、気になっているポイントだったので興味深かったです。
色々な情報ソースを比較していただけると、設問設計の仕方を含めて楽しいと思いますので是非。
★グローバル経営層スタディ
https://www.ibm.com/thought-leadership/jp-ja/institute-business-value/c-suite-study/ceo/#