米IBM、第1四半期は1年ぶりに増収 クラウド事業好調
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IBMは、米国時間の4月19日、2021年1〜3月期決算を発表しました。
売上高はアナリストの事前予想を上回り、4四半期ぶりに増収へと転じました(売上高=177.3億、前年比で0.9%の増収)。
コロナ禍で増収増益を続けているGAFAからはさらに大きく差をつけられているIBM、4四半期ぶりというのが驚きです。
中身を見ると、クラウド領域が牽引しています。クラウド関連売上は前年比21%増の65億ドル、グループ全体の36%。
さらに特筆すべきは、Salesforceのコンサルティング事業を営む「7Summits」の買収。単独主義で有名だったIBMもSalesforce等と連携して顧客サービスを提供しています。
先月、IBMの三浦美穂常務とNewsPicks企画で対談を行いましたが、同社が本気でパートナー企業との連携に復活の軌跡を賭けていることがご理解いただけるのではないかと思います。
https://newspicks.com/news/5680809?ref=user_3247901IBMはどんなに頑張ってもクラウドで主要プレーヤーになる気がしない。今後さらに売上高が低下しそう。基本レガシー顧客が主要顧客で、それが多くはAWSやAzureに置き換わる気がする。