【オードリー・タン×日立CEO】物事の「捉え方」を変えれば、あなたの世界は一変する
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素晴らしい!法律に「LGBTの差別を許さない」という文言入れるのさえ躊躇するどこかの国の与党とは大違い。
「台湾である男の子がピンクのマスクをつけて学校に行ったら、からかわれてしまい、その悩みが新型コロナ対策のホットラインに寄せられた出来事がありましたよね。
それを聞いた対策本部の指揮官たちは、翌日の記者会見に全員がピンクのマスクをして登場した。」
注目のコメント
日立製作所 執行役会長兼社長兼CEOの東原敏昭氏と、台湾デジタル担当政務委員オードリ・タン氏による対談をお届けします。
「2050年の将来、信じるもの=未来、頼るもの=国家、やること=労働、この3つを喪失し、それが人間の悩み、社会課題となる」
日立と京都大学による2050年の社会課題探索プロジェクト「Crisis 5.0」では、30年後の未来をそう考察します。オードリー・タンさんは「Crisis 5.0」の考察をどのように読み解くのか。現在の社会システムの課題と目指すべき社会モデルとは何か。また一人一人がどう社会と関与していけばいいのかなど、意見を交わしていただきました。ぜひ、ご一読ください。オードリーさんの以下のコメントに深く共感する。
「人はみな「利他の心」を生まれながらに持っています。そのため大切なのは、他者や社会に貢献できていることに、気付けるかどうかです。
例えば自分へのコロナの感染を防ぐため、隣の人に「マスクを着用してください」と言うとします。これは利己的な欲求から始まっていますよね。
しかし捉え方を変えると、その人がマスクを着用したことで、周囲の人のためにもなっています。
このように、実は自分のためにする行動も捉え方を変えれば、誰かの幸せにつながっている。」
生き甲斐が見いだしつらくなるときだからこそ、自分ではない他者への思いやりこそが生きる糧になりそう。オードリー・タンさんの言葉の端々には終始慈愛が満ち溢れていて、特にメッセージが響きました。
「人はみな『利他の心』を生まれながらに持っています。そのため大切なのは、他者や社会に貢献できていることに、気付けるかどうかです。」
「人は必ず何らかの形で、他者や社会に貢献しています。つまりすべては捉え方次第であり、それに気付けるかどうかです。」
東原社長がおっしゃるよう、「利他の心」といっても言うは易し、行うは難しい。でも、まず一歩として社会課題を自分ごととして捉えることが大事。「一人一人が自然に社会課題の解決に関与していることを実感できる社会」が実現すれば、世界はもっと団結できる気がします。