【解説】フェイスブックが恐れる「iOS14.5」に注目せよ
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『モバイル業界アナリストのエリック・スーフェルト氏は、ユーザーの2割がトラッキングを許可する(最もあり得る)シナリオの場合、新ポリシー導入後のフェイスブックの四半期売り上げは7%落ち込むと予測している。』
これか過小評価か、過大評価かはもうすぐわかる。過大評価であって欲しいが、さてさて。
注目のコメント
日本時間の深夜、アップルのスペシャルイベントが開催されます。新商品の発表を心待ちにするユーザーの方も多いですが、デジタル広告界では「いよいよiOS14.5のアップデートが来るのでは」と、戦々恐々としている模様です。
このアップデートが適用されると、iPhoneユーザーの皆さんには「Facebookがトラッキングするのを許可しますか?」といったポップアップが出てきます。これはどういうことなのか。フェイスブックは何を恐れているのか。解説をお届けします。プライバシーの保護、富の独占、影響力の過度な偏り、この3つが事の本質。EU政府を筆頭にデータ民主化の国際世論の風がセットされた故のAppleのこの動き。ビッグテックと一括りにするがこの点明確にGoogle、Facebook(Twitter)は他と違いデータ全体主義的立場。更に本質は、自由で無料な二重の意味でフリーなインターネットという四半世紀続いたあり様が、これがこれから十年単位の年月を経て新しいインターネットの形を人類が模索する過程におけるフリクションの一つです。
アップルVSフェイスブック。プライバシーに関してアップルは個人情報を第三者に販売したり、目的外利用しないという立場で、その対局でビジネスを拡大するフェイスブックを非難しつづけています。
今回はあきらかにフェイスブックに照準をあてたOS変更。広告収入にどれだけ影響するのでしょうか。世界ではアンドロイドOSが過半を占めています。