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旅客機で温室効果ガスの排出量を観測 JAXAとANA

NHKニュース
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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    旅客機を利用した温室効果ガス観測方法としては、大気を手動/自動でフラスコに詰めて地上に持ち帰り分析するといったものから、飛行中に連続してCO2濃度を測る装置(非分散型赤外検出センサー:気体に赤外線を放射した時、どの波長がどれくらい吸収されたかを調べ成分と濃度を測る)を航空機に取り付けるものまでありました。これらの方法で国立環境研究所、気象庁気象研究所、JAL等が10年以上に渡って、都市上空のCO2濃度の変動幅を観測してきました(CONTRAILプロジェクト)。

    今回のJAXAとANAの取り組みは、客室の窓を通して地表面で反射した太陽光を取込み、光の波長から大気成分濃度を推定する方法を取ると発表がされており、技術的には非分散型赤外検出センサーまたはそれに近いものと想定されますが、機器をそのまま客席に設置できて機体を改造する必要がないというところがポイントのようです。データを蓄積させて人工衛星が取得したデータを組み合わせることで、人間活動に伴う温室効果ガスの排出量を、交通・産業などの発生源別に評価できるとしています。

    衛星と航空機を利用した蓄積データによって都市域のCO2排出量推定の不確実性を低減しデータを踏まえて可視化することは、多くが推計頼りとなっているこの分野にとって求められていることです。こういった積み重ねによって効果的な地域・産業別のアプローチに繋がるとよいと思います。


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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    脱炭素化社会では環境へのインパクトなどの情報公開が義務化される流れになってきていますが、重要な課題は排出量などのデータの見える化です。また、昨今、衛生写真の分析やAIの活用も進んでいるので環境✖️DXでイノベーションが多そうな分野だと感じています。飛行機自体もバイオ燃料や水素燃料などを検討中ですね。

    バイオジェット燃料
    https://www.businessinsider.jp/post-231310


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    これまでも飛行中の旅客機による上空大気採取は行われていました。
    https://www.jal.com/ja/sustainability/environment/contrail/
    また、JAXAは観測衛星「いぶき」と「いぶき2号」で温室効果ガスを衛星からグローバルに観測できる機器を開発し、実施してきました。
    https://www.satnavi.jaxa.jp/supports/project/gosat2_kuze.html
    それら両方の発展型ですね。この記事に出てきているJAXAの久世さんは「いぶき2号」のプロマネです.
    航空機は群になれば空飛ぶセンサ群ですから、風などの気象を始め貴重なビッグデータが得られるはずで、またそれらのやり取りか活発になるでしょうね、


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