米、難民受け入れ上限1.5万人に据え置き トランプ前政権の低水準
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バイデン政権はトランプ政権の政策を踏まえながら、民主党左派が求める子供の強制送還などを止めさせるという路線を取り、何とか両者のバランスを取ろうとしている。言い換えればバイデン政権に確たる移民難民問題に対するビジョンがあるわけではない、ということなのだろう。
難民と移民は、似て非なるものです。
アメリカは移民国家であり、VISA取得者や移民受け入れに関しては定着まで、行政サービスにおいて効率的なパッケージがあります。
ここで言う効率的とは、あくまでもアメリカ経済に貢献をすることに対して効率的と理解出来ます。
一方で、難民は移民と違い、当初は厚い行政支援が必要です。
そうなると、日本のように生活費を貰える生活保護制度がないアメリカは、難民には実はハードルが高いという側面があります。
しかしながら、市民団体などの支援を受けた実力派?の難民は、受皿があるということで受け入れてもらい易いとも聞きます。
難民認定といえども、実力主義ならば、それはそれでアメリカらしいとも言えると思います。