「全固体電池」の何がスゴい?市場をけん引するのは自動車かウエアラブルかそれとも
コメント
注目のコメント
2019年に発売された「全固体電池入門」(税抜2000円)も付いて5500円のセミナーならお得かもしれませんね。
書籍はバルク型と薄膜(表面実装)型に分け、かつ固体電解質を硫化物と酸化物に分けているので整理しやすいと思います。
トヨタの硫化物系全固体電池の試作品組成も載ってますが、正極はLCOで負極はLTO/黒鉛なので、今は別の組み合わせもトライしているでしょう。
全固体電池のメリットとしては、安全機構の簡素化、バイポーラ構造の採用、体積エネルギー密度向上と冷却機構の簡素化(耐熱性向上)を謳ってます。
体積エネルギー密度の向上は、積層化(Multi-layered)の如何にかかっていると個人的には思ってます。QuantumscapeやSolid Powerも数十層を目指してますが、まだ数層の試作セルデータしか公開してません。
つまり全固体電池の肝は、伝導度の高い固体電解質と充填率の高い実装方法(製法)にあると思います。