ベゾスがAmazon創業前にメモ書きした「戦わなくても勝ち続けてしまうループ」の図
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データを食べることで精度が高まるAIには、日常業務の中で自動的にデータ(燃料)が生み出され、それをAIに与えて再学習させるというループ構造(ハーベストループ)を築けるかどうかが第一のステップになります。最初のループが回りだせば、それが駆動力となって別のループが回り出す。つねに回転を続ける二重、三重のループによって、ライバルが簡単には追いつけない高みに到達できるというのが、ダブルハーベストループの意味するところです。
大事なのは、疲れを知らないAIの学習能力をうまく引き出してやれば、自社の成長の駆動力になるということ。それを実現するのがハーベストループというわけです。
注目のコメント
日本は汗をかいて働くことを重視してか、仕組みで勝ち続けることが弱くなりがちに思えます。
AI時代のDXでは、この「戦わなくても勝ち続けるループ構造」が大事で、それはGAFAの一角Amazonは初期から考えて仕込んでいたという話です。
Amazonビジネス書総合一位の
AI連続起業家の堀田さんと
アフターデジタル共著者の尾原が描いた新作
「ダブルハーベスト」
https://amzn.to/3s9jByX
からの記事です逆に言うと、データ集まらない→AIが賢くならない→使われない→ずっとデータが集まらない、という負のループでもあります。
そこを打破するために、最初のデータ集めを人力で回してワンループすることも大事ですね。そうすれば徐々にAIモデルを育てることができます。その投資を腹をくくってやれるかが、ビジネス変革のキモの一つと考えています。
まだまだ手付かずの応用分野は山ほどあるので、頑張りましょう。Amazonのループ図、別名ではシステム図とも言いますが、これを描くことで自走する仕組みがイメージできますよね。
ビジネス成長のキーとなる要素は何なのか、どこに力を注げば良いのか、が分かる。
私もかれこれ20年くらい前に、システム図の存在を知ってから、ビジネスや商品立ち上げる時には、必ず描いてみるようにしてます。