決裁者マッチング支援SaaSのオンリーストーリー、ニューノーマル時代の新たなセールスシステムの推進を目指し総額約13億円の資金調達を実施

株式会社オンリーストーリーは、日本郵政キャピタル株式会社、Das Capital SG Pte.Ltd. 、DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合 、株式会社ユーザべース、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合、ユナイテッド株式会社を引受先とした第三者割当増資を通して、総額約13億円の資金調達を実施したと発表した。

■事業背景

BtoB企業が営業をする際に『自社の商品やサービスを、決裁者に知ってもらいたい』というニーズが強くあるという。しかし、例えばメルアポやテレアポ等、従来のABM=Account Based Marketingの場合、狙った企業まで届いても、その先の決裁者まで届かないという問題があった。そこで同社は、KBM=Key person Based Marketingという、狙った会社の決裁者までアプローチする概念をつくったとのことだ。
出典元:プレスリリース

■事業概要

同社は決裁者マッチング支援SaaS~ONLY STORY~を運営している。
出典元:プレスリリース
ONLY STORYのサイトには、多数無料登録している決裁者の情報が掲載されている。有料会員(チラCEO会員)はサイトにログインし、従業員規模や購買ニーズ等から条件検索して、メッセージ送付することで、掲載している決裁者と直接つながることができる。

■資金用途と背景

同社は今回の調達資金を元手に
1,ソフトな面での登録決裁者数の増加→マーケティング強化
2,ハードな面での開発体制の強化
3,ヒューマン面でのカスタマーサクセス体制の強化→採用強化
等、顧客への提供価値向上部分を中心に、資金投下するとのことだ。

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