米上院、シャーマン氏の国務副長官指名を承認
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国務省事務方のトップ、国務副長官に、ついにウェンディ・シャーマンが承認された。オバマ政権時代にブリンケン現国務長官と競い、取れなかったポスト。当時の上司、ビル・バーンズ国務副長官は、バイデン政権でCIA長官に就任した。
北朝鮮も、この動きは注視していただろう。米朝協議の米側の布陣はほぼ固まった。ブリンケン国務長官、シャーマン国務副長官、ソン・キム国務次官補代行(東アジア・太平洋担当)。あとはバーンズCIA長官のバックチャンネルも?
前任のビーガン国務副長官は北朝鮮担当特別代表を兼務していたが、米朝交渉においてはウェンディ・シャーマンの方が経験豊富。90年代にはクリントン政権で北朝鮮政策調整官を務め、2000年にはオルブライト国務長官とともに訪朝し、オバマ政権でも北朝鮮問題を担当。これでようやく米国の北朝鮮政策もお披露目となるか。