[ワシントン 13日 ロイター] - 米国務省は、バイデン政権で気候変動対策を担うジョン・​ケリー大統領特使が14─17日の日程で中国の上海と韓国のソウルを訪問し、地球温暖化防止に向けた国際的な取り組みについて協議すると発表した。

バイデン大統領が来週22─23日に主催する気候変動問題を巡る首脳会合を控え、野心的な排出削減目標の達成に向けた下地を整えることを目指す。

ホワイトハウスのサキ報道官は12日、ケリー氏が「気候変動に関する議論に集中し、危機の制御に向け同地域のリーダーらとの協力の可能性を模索する」と述べた。