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「予防薬」と聞くと、ワクチンの代わりに使えるのか?と思われるかもしれませんが、そうではありません。この薬剤は、コロナの感染者と濃厚接触をしてしまった際に投与を行うことで、COVIDの発症を防ぐことができるというものです。

注射薬であり、高価なので、むやみやたらに投与できる薬剤ではありません。また、身体の中に抗体を準備するという点でワクチンと共通すると思われるかもしれませんが、ワクチンでできる抗体と異なり、短期間で失われてしまうという特徴もあります。

そのかわり、抗体製剤には即座に抗体を準備できるという点に強みがあり(ワクチン接種では2週間以上かかります)、ワクチン未接種の方がウイルスに暴露した際の緊急時にその役割を発揮します。

あくまで感染を含めた予防には、ワクチンが最も有効です。ワクチンがより多くの人に広がれば、このような薬剤の出番は著しく減ってくるものと思います。

しかし、ワクチンを全ての人が接種するわけではないため、抗体薬の出番は必ずあり、依然としてその有効性の意義は大きいと思います。
米国では、新型コロナの「治療薬」として、2020年11月に緊急使用承認されている医薬品で、軽度から中程度の新型コロナ患者に適応になっていました。今回、適応拡大の承認を得ようとしている対象は「予防」です。この臨床試験は、米国立衛生研究所(NIH)と共同で実施されていました。

新型コロナワクチンは体内の免疫細胞に働きかけ、体内で抗体を作りますが、リジェネロンのコロナ抗体薬は、抗体を外部から投与します。人体においては、ワクチンとは作用機序が似ています。

「感染抑制効果が認められた」とする臨床試験でも、過去にワクチンを接種した方に対しての臨床試験は行われておらず、今回承認がとれる範囲は「ワクチン未接種者」に限定されるはずです。

また、一般的に抗体医薬は、ワクチンと比べるまでもなく、「相当に高額」なため、免疫獲得のためのファーストチョイスには使われないと思われます。つまりは、当該医薬品は「何らかの理由でワクチンが接種できない方」か「ワクチン投与による体内免疫獲得までの時間が待てない方」が対象承認範囲と思われます。

ワクチンのように広く使われる医薬品になるとは考えにくいですが、予防・治療の選択肢が広がるという意味では意味があります。
使うタイミングが難しい薬に見えるねー。
それを打つ余裕があるくらいだったら、ワクチン打ったらと
リジェネロンが開発する新型コロナウイルスの抗体カクテル治療薬について、米国で予防治療薬としての承認取得を目指すと発表しているそう