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スエズ運河の座礁事故の影響に関するFTの記事の日本語訳.遅延した船舶が次々到着することで,ロッテルダムやサウザンプトン港湾混雑が発生しているとのことです.コロナ禍で出勤できる労働者が減っていることもあり,港湾の処理能力が低くなっています.ここでコンテナを積んだ船舶の寄港ペースが乱れてしまい,荷物の積み下ろしを正常に行えなくなり,港のコンテナヤードの中で貨物を置く余裕がなくなったということです.

さて,このコンテナ不足の影響ですが,少しずつ後ろに伸びている感がありました.事故によって,影響がさらに伸びる見通しが多くなっています.記事によれば,マースクのラース・ミカエル・イェンセン氏は欧州での正常化は第2四半期の終わり頃,米国での正常化はさらに遅れるとの見方,ハパックロイドのロルフ・ハッベン・ヤンセンCEOは欧米市場の正常化は第3四半期までは望めないとの見方を示しています.ヤンセン氏については3月時点で1-2四半期程度と言っていましたので,見通しが後退しています.

この記事には出ていませんが,商船三井の橋本社長も「コンテナ市場で継続している空コン不足や港湾の混雑などはまだまだ続くだろう.業界全体では,夏くらいまで今の状況が続くとの見方が主流だ」とのコメントがあった旨,本日付の業界紙に出ていました.

これで,コンテナ運賃が比較的高い状況が,2021年から22年まで続く可能性が出てきました.
効率第一の下、そもそも今の世界は何もかもギリギリの状況で運営されているように感じる。だから、予定外の事態に対して非常に脆弱だ。防災などに関しても同じだろう。
MAERSK社の顧客への警告をFTが記事化しているそう。物流とは言ったもので、一度滞った「流れ」を元の流れに戻すのは簡単ではないということでしょうか。「各地のコンテナターミナルでは貨物を置くスペースに余裕がなくなりつつある。ドイツ海運大手ハパックロイドは、オランダのロッテルダムや英国のサウサンプトンなど欧州北部主要港の状況は「危機的」だとしている」
なるほど。コメントしてるのは古巣ですが、自社責任で無い以上は自社の負担増までしてスケジュールを戻す気は無いということですね。投入船をコントロールするのではなく、空コンテナで需要逼迫が起きている。値上げ効果は有りますね。