原研哉が手掛けた中国家電メーカーのロゴのリニューアル その繊細な変化に騒つくネット民
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偏向記事だったら残念だなあ...
(「日本人に騙されたコメントで溢れてる」的な)と
恐る恐る開いてみたら、多面的なコメント掲載とflatな
書き振りで、少しほっこりしました^_^
>なかにはあらゆる会社のロゴをシャオミ新ロゴ風の
>形状に生成してしまうサイトまで現れ、「これで
>200万元節約できる(笑)」と評する声も
こういうユーモアは万国(少なくとも東アジアは?)
共通で笑えますね、現地SNSでシェアされてるイメージが
鮮明に湧いて来ます
> 雷軍がやりたかったは形を変えることじゃない、
>もともとのネームバリューに付加価値と影響力を
>もたらすことだ
ハッとさせられるコメント、感度高い層からとは言え
こういう言説が中国国内で交わされるようになって
来ているのは、消費観が確実に洗練・成熟して来ている
ことを改めて感じます
注目のコメント
ロゴは大きく変えてしまうと、新しいロゴを定着させるために長い時間がかかる。どんなにお金と時間と知恵を絞っても、失敗することもある。JALが鶴丸に回帰したり、みずほ銀行が最初にものすごく時間とお金をかけて作ったロゴがすぐ使われなくなったり…なんといっても確実に定着し、長く使われることが大事だ。
またロゴはロゴひとつの問題ではなく、ブランドがどのようなシステムで運用されるべきか?多くの場合は大きなところではブランド戦略から細かいところでは名刺などのデザインも含めてパッケージで納品されるもので、ロゴ一個をポンと納品するものでもないですしね。
今回のデザインはしっかり経営陣が理念を理解してなされたものに見えるし、長く使われるだろう。よいブランドリニューアルをしているように思える。今までのロゴからもイメージを大きく変えずにスタイリッシュに使いやすい形になっているし、これだけ話題になったのであれば変更のキャンペーンとしても成功だろう。今後よいブラマネジメントが行われていけば最高だ。ブランドやデザインとはストーリーなので、見た目の色や形だけではありません。社長はもちろん、社員が自信を持って語れるデザインなのであればシャオミの売上から考えれば安いのかもしれないし、少なくともここまで話題になれば、短期的なROIとして悪くない
"これだけ騒動を起こして話題にするだけで200万元の価値はあった"新しいマークは、「かたち」ではなく、「性質」だと考えてみてほしいとは、原研哉さんのコメント。
くまもん、Oisix、茅乃舎などなど、ロゴだけでなく企業コミュニケーションのデザインを行う水野学さんは、クライアントに対するプレゼンを「研究発表」の場だと言いますね。
いわく、その企業やブランドの歴史を調べて考え抜けば、「これしかない」というデザインになるのだと。
だから、複数案提案することもないのだと。