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中国にとって、台湾統一は共産党統治の正統性に関わる問題です。国共内戦において国民党が台湾に逃げて以降も、国民党は大陸反攻を掲げていました。機を待って国民党が共産党を破って中国の統治を取り戻すという意味です。共産党にとっても、国共内戦が完全に終わった訳ではないということになります。
すでに台湾は民主化し、台湾は当時と変わっています。しかし、中国にとっての台湾は変わっていないのです。中国にとっては、米国が中国共産党の中国統一を邪魔しているようにしか見えないでしょう。
その意味では、中国は、自らの歴史を生きていて、人権問題の国際問題化といった価値の扱い方の変化を含む国際社会の変化に対応していない、あるいはするつもりはないのかもしれません。現在の国際社会を生きる日本や台湾、欧米諸国とは異なり、中国は、自らが考える「過去に失ったもの」を「取り返す」ということに固執しているとも言えます。問題は、その手段がまた、現在の国際社会のルールや規範にそぐわないことがあることでしょう。