ワクチン接種 約9割が高所得国などに集中
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少なくとも年内はファイザー・モデルナのmRNAベースワクチンを高所得国が独占する構図が続きそう。そして、変異株対応においてもこの2社が先行していて、ワクチンを毎年受ける必要が出て来ればこの構図が長期で固定して、新興国の被害が拡大し続けることも十分にあり得る
注目のコメント
世間の大人どもが本当のことを言わないならオレが言ってやるっ・・・・・・・・!
金は命より重い・・・・!
BY 利根川先生
残念な事に、人類における最大のコミュニティは当分は「国家」でしょう。
ならば理想的には、その国家において地道に生産能力を高め、ワクチンを自国で研究開発できるようにしておく事です。
今回のコロナような新型が現れても、速やかに新たなワクチンを早期開発できるようにです。
これと正反対な考え方は、「そんな開発にはカネをかけず、外国から買ってくればいいじゃん」です。
ムダかどうか判らない研究開発にこそ政府が手厚くする事は、「ムダ」ではなく「いざという時の余力」なのです。
しかしながら政府は研究開発予算を抑制し続けてきました。
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抑制してきた根拠は、呆れる事に、有りもしない「日本は国の借金で財政破綻寸前!」です。
デマをベースにしてあらゆる政策が検討されているのですから、20年以上ものデフレと言う、有史上でも前代未聞なデタラメな状態になるのは当然です。
で、今回のワクチンに関してです。
生産能力の高い国家は、一般的に高所得者国となるでしょう。
ここで、その生産能力によりワクチンを国内開発し、広く国民へ提供し、余剰を外国へと提供するのは、それはそれで好ましく「高所得者国に集中」するのはやむを得ない面もあると思います。
一方で問題は、いくつかの特定国家の生産したワクチンに世界中が依存し、それこそカネで奪い合う様相です。
これは正に冒頭に述べた状況となってしまいます。
国家の存在目的は「国民の生命や財産や健康を守ること」であり、カネなどはその為に政府が提供する【単なるツール】に過ぎません。
言わば、冒頭に述べた状態にしない事こそが、政府の役割のはずです。
どうにも日本では、政府は、冒頭に述べたような社会に進めようとしているのではないか?とすら思える程の拝金主義に陥っているように見えます。
何故日本は、自国でワクチンを世界一早く生産し、過剰分を世界に提供できてないの?
と言う話です。記事中では、高所得国ではおよそ4人に一人がワクチン接種となってますが、現時点の日本ではおよそ100人に一人となっています。
さすがに低所得国の500人に一人よりはましですが、日本の対応の遅さに愕然とします。