【独自】共通テスト「このままでは実施困難」入試センター赤字13億…24年度試算

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 大学入学共通テストを実施する独立行政法人「大学入試センター」が今年度以降赤字に陥り、2024年度で約13億円の赤字が出ると試算していることが9日わかった。少子化による共通テストの志願者減が原因で、「このままでは実施が困難になる」としている。

今年1月の大学入学共通テスト(東京都文京区の東京大で)
今年1月の大学入学共通テスト(東京都文京区の東京大で)

 同センターの有識者会議が試算した。同センターの収入は検定料(2教科以下1万2000円、3教科以上1万8000円)が約9割を占める一方、今年1月の共通テストの志願者は約54万人で、3年前から1割近く減少した。当面の対策として、同センターでは各大学に受験生の成績を提供する際の手数料を引き上げる方針。有識者会議は、国に公的支援を求めることや、検定料が適切か検討することが必要としている。

スクラップは会員限定です

使い方
「教育・受験・就活」の最新記事一覧
記事に関する報告
1975416 0 ニュース 2021/04/10 05:00:00 2021/04/10 09:07:59 2021/04/10 09:07:59 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210410-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)