2021/4/11

【新潮流】弱さを価値にする「マイノリティデザイン」って何だ

DMM.com 取り仕切り役 会長
「亀っちの部屋」Season2。DMM.com会長の亀山敬司氏がゲストを迎えて脱力系ながらビジネスの本質をつく対談企画だ。
今回は、コピーライターの澤田智洋氏をゲストに迎える。広告会社のコピーライターとして社会の第一線で働いていた澤田氏は2013年、生まれた長男の目が見えないという現実に直面する。
そこで彼が起こした行動は、200人もの障害当事者に会いに行くこと。その結果、障害や苦手といった「弱さ」は、社会の大きな伸びしろであると気づく。
2015年には、自身がスポーツが苦手であったことをヒントに、スポーツが苦手な人や高齢者、障害者などが楽しめる「ゆるスポーツ」を開発。
誰もが持っている「弱さ」こそ、新しい価値になり得る──そう体感した澤田氏は、3月に著書『マイノリティデザイン』を出版。発売1カ月で重版3刷と反響を呼んでいる。
とはいえ、こうした活動が資本主義の中で存在感を示すことはできるのか。経営者である亀山氏とともに、深掘りするトークが展開される。
*音声版は前後編で配信します。こちらからお聞きください【前編】【後編
INDEX
  • きっかけは息子の視覚障害
  • スポーツマイノリティという概念
  • 「見えないとかわいそう」は本当か
  • 接点をもつと、偏見がやわらぐ
  • 「強さ」が求められる資本主義の中で