オンライン告白、バーチャル同棲、会った当日プロポーズ!? コロナで変わった「婚活」現場のリアル | 文春オンライン
コメント
注目のコメント
オンラインなのかリアルなのか、グループなのか1対1なのか、というのは実はあまり関係なくて、単純に出会いの打席数が増えることは悪いことじゃない。男女の出会いなんて打率じゃないので、何度三振してもたった1本のホームランを打てばいいだけだから(恋愛強者はちまちまヒット狙いだけど)。ただし、その先に進めるための周囲のお膳立て(もしくはシステム)が重要。出会ってもなかなかその先に自発的に進めないからこそ婚活しているのであって、結婚相談所のおばちゃんの腕の見せ所はここかな、と。
実は20年前頃に、今で言う「恋活」的なチャットルームのオーナーをやっていた事があります。
そこではまさに記事で述べられているようなオフ会なども散々行いましたので、真新しさは私には無く、むしろとっても懐かしい感覚すら覚えます。
そこでは様々な恋愛模様が繰り広げられました。
恐らく現在でもそれ程変わらないのではないかと思います。
まず、文字同士の会話が中心ですが、文字同士の会話だけで恋愛が成立するパターンも結構見かけました。
チャットルームに登場する度にラブラブ状態でしたが、実際に会ったら破局・・みたいなケースが殆どでしたね。
また、Webカメラ越しで動画を見ると超!魅力的な美人さんなのですが、実際にお会いしてみると・・・・アレ・・?というのがしばしばありました。
従って、Webカメラ越しの動画とチャットだけの会話で恋愛してしまい、お付き合いまでしてしまう男女もしばしば見かけましたが、これもまた概ね短命な傾向があったように思います。
では実際に会って決めれば良いではないか、と仰るかもしれません。
ここにも落とし穴はあって、ずっとチャットしていた仲間ですと、一度会っただけでも初対面と言う気がしないのでしょう。その場でお付き合いしてしまう男女もまたしばしば見かけました。
これもまた破局の可能性が極めて高いように思えます。
中にはリストカット所では無いヘビーな自傷癖のある方を、そうと知らずに交際されて苦労された方もいました。
成婚に至った例もあります。
数度のオフ会を経て、その後、何度かデートを繰り返して、その上で交際に至ったカップルです。
これらの事から、オンラインは恋愛する場ではなく、候補者との出会いの場とわきまえて、自らの飢えを即時に満たそうとせず、そのような相手も避ける・・と言うのがコツなのかもしれません。
いや、そんなの当然じゃん!・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、飢えているからこそこのようなサービスを使うのでしょう?
そのような時は自らの心も冷静ではいられない、と言う事なのです。「婚難」ですか…。
オンラインやSNSを使って、容易に人に出会える時代になっても結婚することは難しいのですね。
コロナによってますます人との距離が遠くなったので、オンライン告白や、バーチャル同棲などは、むしろ当たり前の流れかも知れません。