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この素材分野そのものは競争力を持っており、おそらくROICはWACC(4/2の日立のWACCは7.11%)を超えていると思われ、それでもソリューションのルマーダとのマッチングが薄いと判断したら、事業ポートフォリオから外し、高く売却した資金で米国ITを買収するというのは、ようやく事業ポートフォリオ経営が浸透して来た感じですね。
今日は+5%ほどで時価総額が8000億円乗せ、過去5年での高値だと思う。
ずっと売却期待もある中で2019年半ばには1250円前後だったのが、2020年頭には1800円弱に。その後コロナ禍で1000円くらいまで下がったが夏には1500円に戻していた。そして今は1900円。
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5486.T

3月報道時点では7000億円超だったので、それよりは高い。一定巡航速度でEBITDAは1000億円くらいの企業。ネット有利子負債約1500億円くらい。売却8000億円超でEV1兆円とかていすると、EV/EBITDAで10倍くらいか。
https://newspicks.com/news/5714575
昨日のCVC-東芝といい、随分とPEが元気。

一時期いくつか撤退もあり下火になってた気がするが、まだまだ事業ポートフォリオやBSを整理したい大企業は多いということか。

活況な時は景気の良い話も多いし採用も増えるけど、そこで経済的な恩恵を得るのは渋い時期を耐え忍んで案件発掘したシニア。ちょうど自分の友人たちの世代が活躍してるはずなので、キャリーが出た頃ディールの話をツマミにおごってもらおう。
上場を維持しながらのバリューアップ。Exitが気になります。
ファンドによる企業再生でコスト削減は進むのかもしれません。
筋肉質な経営改革が進んだ後の展望はどうなのでしょうか。

【whyが分かる記事】
日立金属売却へ 応札候補が映す多角化の功罪(20/11/20, NIKKEI)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO6645862020112020000000/
・規模拡大路線に走った2010年代
・特殊鋼と磁石、電線、自動車向け鋳物の4セグメント体制
・コスト削減など相乗効果なく収益力低迷
・「ニッチトップ」が強みだが、事業会社の引き受け手は厳しく
PEも商売ですから2倍位で売れると見込んでいるのでしょう。つまり日本株は欧米株式と比べて相対的に安いということ。
日本経済新聞の報道をBloombergが追いかけています。「上場子会社の日立金属を米投資ファンドのベインキャピタルと国内系ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)などの日米ファンド連合に売却する方針を固めた」


日立金属売却、ベイン連合が優先交渉権 8000億円超(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC07DP40X00C21A4000000/