富士通は4月7日、学校現場におけるタブレットを使用した円滑な授業や児童・生徒の学びを促進し、GIGAスクール構想の早期定着を支援するというクラウドサービスである「FUJITSU 文教ソリューション Cloud瞬快 クラスルームアシスト」を提供開始した。価格は、50ライセンスで月額5500円または年額6万6000円。2023年度末までに250万ライセンスの販売を目指す。

新ソリューションは、児童・生徒にタブレット端末の電池残量不足や通信状況を通知することや、学習場所に応じてネットワーク環境を切り替えられることができる。

  • 通知イメージ

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ネットワーク環境の切り替えに関しては、学校や自宅に加えて、過去に接続した図書館を始めとする公共施設などのネットワークへの接続を画面上のボタン1つで切り替えでき、場所を問わずタブレット端末を用いた学習を実現する。

また、教員や保護者が児童・生徒のタブレット端末のネットワークの接続先や接続時間などの利用範囲を設定できる機能や、教育委員会や学校がタブレット端末の利用状況を把握できる機能を提供する。

  • 利用状況可視化のイメージ

タブレット利用状況の可視化については、学校全体や学年、クラス単位で稼働率や利用時間の推移をグラフなどで表示する機能を搭載した。これにより教員は、学年やクラスごとのタブレット端末の利用状況を把握できるため、利用状況を踏まえて日々授業の改善につなげることが可能。

また、国や自治体の予算でタブレット端末を配備している学校については、教育委員会が文部科学省や自治体へタブレット端末の利用状況などを報告する義務があるため、自治体内の全ての学校のタブレット端末の利用状況を可視化する機能も搭載したという。同機能の利用により教育委員会は、自治体内の全学校または学校ごとのタブレット端末の利用状況を、集計作業などの負荷無しに報告可能としている。

  • 今後の機能強化イメージ

同社は同ソリューションにおいて、2021年度末までにICT利活用に関する質問に自動応答する教員向けのAIチャットボット機能を提供する他、チャットボットで解決しきれない教員からの問い合わせに電話で対応するヘルプデスクサービスや、児童・生徒一人ひとりの学習状況を可視化、分析する機能などを順次提供する予定だ。