入学おめでとう!黒板アート 福岡の県立高、先輩が半月かけ制作

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美術部員が描いた黒板アートに見入る新入生たち=北九州市八幡西区の福岡県立八幡中央高で2021年4月7日午前10時46分、成松秋穂撮影
美術部員が描いた黒板アートに見入る新入生たち=北九州市八幡西区の福岡県立八幡中央高で2021年4月7日午前10時46分、成松秋穂撮影

 福岡県立八幡中央高(北九州市八幡西区)で7日、入学式があった。普通科芸術コース美術部の2、3年生有志約20人が約2週間かけて1年生全5クラスの教室に描いた黒板アートをサプライズ披露して新入生を歓迎した。

 全教室での黒板アートの披露は3回目。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で入学式が中止されたため、2年ぶりの実施となった。

 1年5組の教室。入学式2日前の5日に記者が訪ねると、おそろいのつなぎを着た2、3年生4人が黙々と黒板に向かい、チョークの音を響かせていた。17色のチョークを使い、カッターナイフで削って広い面で塗ったり、水を含ませて色を濃くしたり、筆でぼかしたり。美術部3年の坂本岬さん(17)は「色を重ねようとすると、先に描いた色がはがれてしまう」と難しさを語った。

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