2007年の中越沖地震地震以降、7機中4機が営業運転を再開するもトラブルが続き、福島原発事故以降は運転を再開できないでいた。一度地震でダメージを受けたら、複雑な冷却装置がまともに機能するのは難しかったということだろう。そんな原発を再稼働させようという向きは正気とは思えないし、穿って見れば経費が嵩む東電自身も動かす気がなかったと思える。固定費用が嵩む原発は40年稼働させれば安価と喧伝されてきたが、柏崎刈羽の古いものでも20年程度、新しいものはせいぜい10年の稼働でしかない。事実として、この発電機は高くついた現実から目を背けることはできないだろう。
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