医療費の地域差を縮減し制度の持続性向上を

コメント

注目のコメント

• 岡崎 晃平

  株式会社船井総合研究所 医療グループ/マネージャー

  ・2021年04月07日

  実際に医療（クリニック）の現場で仕事していると、データの通り、北海道＋関西とその他エリアでの診療報酬や保険ルールがあることは明白です。
  
  今回の記事の中にはありませんでしたが、この差が生まれてしまうのは、診療報酬や算定におけるレギュレーションが地域ごとに存在し、それぞれのローカルルールや既得権益のパワーが動いているからです。
  
  国としては、その点に関して、電子カルテにとる一元管理、各県ごとでの権限を中央集権化することによってローカルルールの撤廃、ガバナンスの向上を目指しており、向こう10年間でこのあたりは大きく改善されるという読みです。
  
  そこまでの間に、保険依存型の診療、ビジネスモデルを構築することが医療機関においては必須であり（※科目ごとに異なることが前提だが）、全国一律の診療報酬（※実態は異なるが。。。）から脱却できるかがこれからの医療機関経営のポイントとも言えるでしょう。