50代で「定年前転職」を選んだ人の切実な本音
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◆心のハードルをさげる
定年前転職をした50代の三人の話をまとめた記事。記者の結言は最後に紹介された転職者の言葉「問われているのは『働き方改革』ではなく『生き方改革』ではないか」に尽きるのだろう。
キャリアは狭義では仕事の話になるが、広義では人生のおけるその場での役割のつながりがその人のキャリアである。今やっている仕事というのはキャリアにおける「職業人としての今の役割」に過ぎないと考えられるかどうか。ついつい我々は自分の今の仕事・組織に縛られて、キャリアを考えてしまう。人生の一部としての仕事をどう捉え直すかで仕事に対する意識はがらりと変わる。
もちろん、ずっと同じ組織に属してきてそこでの仕事を生業(なりわい)としてきた昭和のサラリーマンにとっては組織を飛び出して新しいキャリアを始めるというのは物凄くハードルが高い。この記事に出てきた人のように飛び出すことができるのかといわるとそうは簡単にはいかないだろう。実際に自分自身も組織を飛び出す時はそれなりに勇気と決心が必要だった。
でも飛び出せなくはない、というのが本当の気持ちだ。自分がここから動くことなんてできないと思い込んでいるだけ。変化を恐れる気持ちは誰もが持っているが、何かあったら決心して飛び出すことになる。そのトリガーを自分で引くか引かないかの差なのかなと思う。心のハードルが高いかどうかは大きな要素だと思う。
一つ言えるのはもし飛び出すのであれば、自分から決めて能動的に飛び出す方がその後が楽だということだ。こちらから動き出す時は当然メンタルもフィジカルも準備してから飛び出すことができる。周囲の環境変化によって飛び出さざるを得ない場合は受け身になって様々な準備もできずに厳しい環境下で精神的にも辛い。そういう意味ではいつでも飛び出せるように心のハードルを下げておくこと。これは案外大切なことだと思う。>西村さんには、政府や企業がとなえる「働き方改革」の視野が狭すぎるように思えてならないそうです。そして、このように言います。
>「問われているのは『働き方改革』ではなく『生き方改革』ではないか」
その通りです。
しかも、政府や企業が言っているのは『働かせ方改革』ですからね。
働き方とは生き方です。その改革主は当然自分自身でなければなりません。
自分自身以外の人間に生き方を決められたくないですよね。衝撃的事実で二度見した。良く考えたら、「のりすけ」って呼び捨てにしてるのは違和感あったんだよな。
>国民的漫画「サザエさん」の磯野波平を思い浮かべてください。サザエ、カツオ、ワカメの父で、一家の大黒柱。はげ上がった頭頂部に髪が1本、趣味は盆栽、家ではいつも和服姿でくつろいでいます。孫のイクラちゃんにも恵まれ<