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エールフランス、仏政府が40億ユーロ拠出へ 出資比率2倍超に

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  • 帝塚山学院大学 教授

    フランス政府は、昨年エールフランス社に貸し付けた30億ユーロの融資を株式に転換し、さらに増資の形で10億ユーロを投入する。この結果、フランス政府の出資比率は14.3%から約30%になる。その見返りとして、エールフランス社は、パリ・オルリー空港で18回分の発着枠を放棄することになる。この計画は、4月6日の欧州委員会で承認された。


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    りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト チーフエコノミスト

    航空業界は地球規模の業界再編で地域毎に超メガキャリヤーが生まれますね。日本も負けないよう調整が必要です。とはいえ、弱ったANAを公的資金で救済されたJALが救う構図にも問題これあり、でしょう。かなりの力業が必要だと思います。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    エールフランスとあるが、企業としてはAir France - KLM。フランスとオランダのナショナルフラッグキャリアの2社が、2004年に統合した。
    ただ、両政府とも株主であって、2019年にはオランダ政府が持ち分を仏政府と同程度にまで引き上げた。規模としてAir Franceのほうが大きい中で、フランス側の持ち分や取締役人数が多かったのが背景。
    増資による資本増強という文脈だけでなく、両政府の駆け引きや、両国の航空行政、航空サービスへの影響へも気になること。
    https://newspicks.com/news/3708477


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