角川ドワンゴ学園N高等学校、「ブロックチェーン卒業証書」を発行

LasTrust株式会社は、角川ドワンゴ学園N高等学校の卒業生約4300名に対し、ブロックチェーン卒業証書の提供を行ったと発表した。

■ブロックチェーン卒業証書について

本件のブロックチェーン卒業証書は、LasTrustが提供するブロックチェーン証明書発行SaaS「CloudCerts」から発行。証明書発行元の企業(学校法人や一般企業)は、証明書の原本となるデータをCloudCertsを介してブロックチェーン上に記録することで、改ざんできない公式なデジタル証明書を発行できる。
出典元:プレスリリース
ブロックチェーン証明書は、スマホやウェブブラウザ上で閲覧・管理ができ、SNSへのアップロード、採用担当者へのメール送付など、紙の証明書では実現できないDXとの親和性があるという。また、証明書の書式とそのデータが正しいことを検証する機能がオープンソースであること、証明書のデータをパブリックブロックチェーン上に記録することで、証明書発行元が閉業、あるいは同社がサービスを停止した場合でも証明書の正しさが担保され、非中央集権的にデータの信頼性が持続する。

■ブロックチェーンで担保された証明書のメリットまとめ

・証明書のデータは暗号化(ハッシュ化)され、ブロックチェーン上で分散管理されるため、偽造や改ざんができず、学修歴の記録として最適
・コロナ禍で行事やイベント開催が難しい状況でも、非接触で公式証明書の授与が可能
・ペーパーレスを実現。資源の削減とSDGsへの貢献(目標12「つくる責任、つかう責任」と、目標13「気候変動に具体的な対策を」の取り組み)
・紙の証明書に比べ、発行にかかる時間、手間がかからない。付加価値が低い窓口業務を減らせる
・紙の証明書に比べ、発行コストが割安
・証明書をメール添付して採用担当者へ送付、あるいはSNS、ブログへの貼り付けなど他サービス上での表示が容易。企業の認証マーク等も正しさを担保できる
・紙の修了証書を保管する必要がなく、PCやスマートフォンでいつでもどこでも表示でき、さらにその内容が正しいかその場で検証する機能がある

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