2021/4/9
【実践】いい文章のヒントは「百貨店」から学べ
著者の言葉をまとめ、コンテンツとして世の中に発信する「ライター」。
小説家、ジャーナリスト、エッセイストなどとは異なるこの仕事を、第一人者として極めているのが、古賀史健氏だ。
堀江貴文氏の『ゼロ』、瀧本哲史氏の『ミライの授業』といったベストセラー書籍の構成を担当したほか、共著者として執筆した『嫌われる勇気』はミリオンセラーを記録するなど、手掛けた書籍の累計発行部数は、実に1100万部を超える。
そんな古賀氏が4月、新著『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』を刊行した。構想から執筆まで約3年を費やし、「100年後にも残る教科書」を意図して書いたという。
インタビューの後編では「執筆・推敲」の極意、そして今のライター業界への問題意識について尋ねた。
INDEX
- 「紙芝居」で構成力を鍛える
- なぜ百貨店が参考になるのか?
- 「最強の読者」を降臨させよ
- 共感しづらい人も尊敬すべき点はある
- 弓を引く時間が長ければ、遠くまで届く
- 改めて、文章本をつくった理由
「紙芝居」で構成力を鍛える
──「取材」の次は、「執筆」について伺います。執筆で重要なのは、細かな文章表現よりも「何を書き、何を書かないか」という構成の巧拙であると述べています。
それを学ぶために、本書では「桃太郎のストーリーを10枚の絵で表現する」というワークが掲載されていますが、どのような理由からですか。
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