[5日 ロイター] - 米サウスウエスト航空は5日、今夏の運航スケジュールに合わせて自主帰休延長プログラムの対象パイロット209人を復帰させると明らかにした。米航空各社は、新型コロナウイルスワクチン接種の進展に伴う旅客需要回復に向け準備に入っている。

パイロットらは6月1日に稼働、再訓練を完了してからフライトに臨むという。

デルタ航空、アメリカン航空などの米航空大手も、感染流行中に帰休していたパイロットを復帰させるとしている。

需要低迷期もパイロットを稼働させることで労組と合意していたユナイテッド航空は先週、需要回復に向け約300人の採用を準備していると表明した。

格安航空もパイロットを復帰させ、再雇用を進めている。