[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアは5日、米ツイッターに対する罰則として科している通信速度制限を、5月15日まで延長すると発表した。

ロシアは、ツイッターが違法な投稿を削除しなかったとして、3月から速度制限を実施しているほか、完全な遮断もあり得ると警告している。

ロシアの通信当局が5日に公表した声明によると、ツイッターと当局は4月1日に協議を行い、違法投稿の削除が予定より早く進んでいるとの認識で一致。ツイッターに一段の時間的猶予を与えることで合意した。

声明によると、ツイッターが通報を受けてから違法コンテンツを削除するまでに要した時間は平均で81時間。法律では24時間以内に削除するよう定められている。

ツイッターもロシアとの協議について確認した。