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書かれているように保育園業界は、DXの宝庫かもしれません。
それこそ現場にいないと見えない視点が多々あるわけですが、私も一年に一回母親でも父親でも保育参加ができます。コロナ禍になってからは中止されていますが、1日保育を経験すると、先生方がなんて忙しいのだと思うほど、保育園の一日は先生によって支えられています。
1日の中で、アナログであることの負荷が多いように思います。朝から健康状態チェックの紙、親との交換日記的な1日の様子を書いてくださいますが、デジタルに入力出来ればもっと効果的かもしれません。月謝などの振り込みの仕組み、催促の仕組み、お手紙配布、全てまずはDXの中でも単にデジタルにできるデジタイゼーションの余地もあります。
預かっていただいている身としては、先生方には日々感謝しかありませんが、より働く環境がこれまでのやり方を、変革へとうつしDXがもたらす価値を体験できると良いですね。
いくつかの園を転々としましたが、先生たちが元気な園は、親が「お客様」ではなく「保育者」として保育園運営にがっつり参加し、先生たちの業務負担を減らしている園でした。例えば土日に保育園の園庭を掃除する、遊具をメンテする、運動会の裏方をやる…(笑)
親は大変でしたけど、その分先生たちが余計な仕事に追われず保育に集中できていて、生き生きしてました。
保育で最も重視されるべきは、子ども。
親でもないし、先生たちでもない。
この観点から、まずは「本当にその仕事、いる?」というとこを整理すべきだし、さらにDXによってスリム化できたらいいですね。
今は人手不足や、求められる仕事の重要さに対するリスペクトの不足等もあり大変な状況。一方で昨日の日経にも記事がありましたが、2025年には保育園が余剰傾向に突入するとのこと。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72297740W1A520C2EP0000/
そうなると、園の統合や地域連携がより密になり、
選ばれる園とそうでない園の差が大きくなりそうです。
(先日の THE UPDATEでも話されていましたが)
その先は一つ一つ園がより創意工夫して
より質の高さや、多様な受け入れ体制、、等目指して
行くことがますます加速していくのかなぁと想像します。
その頃には、DXが進み、保育園園長先生や保育士もデータ活用した働き方になる。
一つの事例ですが、
人手不足と言われた業界がどんどん変わっていく時代、
DXやテクノロジーが起点に変わっていると痛感です。
農業の世界も、保育の世界も、、可能性がたくさんですね。
(努めてポジティブに^_^)
実はこれ、介護職の退職理由第一位と、同じ理由。
この人間関係、という理由を、
因数分解している記事もあるが、根本は曖昧なまま。
むしろ2位から5位にある、低賃金、重労働などの理由が合算して、1位になっている気さえする。
退職理由は一つじゃない。
複雑に絡みあう想いの中で、表面化した人間関係が頭に浮かび、設問を選んでいるのではないか。
歴史ある教育現場は特に、直筆の温かさやアナログの良さ、年長者の価値観偏重などからDXが異常に遅れています。
しかし本来の教育DXは、子どもと向き合う時間を増やすための改革。
お二人の対談を読み進めると、それが安全を含めた現場への恩恵になることを、推進する側が伝えきれていなかったことも原因であったことが分かります。
ここからの変化・成長に期待ですね。