2021/4/6

【3分解説】GAFAも歓迎する巨額投資「インテルの野望」

NewsPicks 経済記者
世界最大手の半導体メーカー・米インテルが、2兆円規模(約200億ドル)の大型投資を決めた。
投資内容は、これまでやってきた自社ブランド製品の事業だけでなく、他社ブランド製品の製造請負(ファウンドリ)事業も手がけていく。
2つの相反するビジネスモデルを「両立」させるのは、「二兎を追う」ようなものでもある。
インテルにとって、ビッグデータ時代をハイテク業界の王者として生き残るために打って出た大きな賭け。勝機はあるのか。9つのポイントに分けて、3分で解説する。
INDEX
  • ①新戦略の3つの骨子
  • ②かつてのエースがCEO就任
  • ③自社設計・開発・生産は堅持
  • ④2兆円でアリゾナに新工場
  • ⑤アジア集中を懸念
  • ⑥GAFAMの「釜」になる
  • ⑦「二兎追う」ジレンマ
  • ⑧「CHIPS法」が後押し
  • ⑨子会社の上場も視野?