大日本印刷、EV電池に照準 気になる成長の「航続距離」
鍜治美佑
大日本印刷の北島義斉社長が「確実に収益の柱になる」と期待をふくらませる事業がある。リチウムイオン電池の外装フィルムだ。スマートフォンやタブレットから電気自動車(EV)へと需要が広がってきた。今のところ同社が世界首位だが、株式市場は成長の「航続距離」を気にかけている。
EV電池の外装フィルム「バッテリーパウチ」について北島社長は「中国や欧州で需要が拡大し、生産が追いつかなかった」と明かす。2021...
関連リンク
記者が独自の視点で企業を分析。企業ニュースの背景や株価変動の要因、プロの投資家が注目するポイントなどをわかりやすく紹介します。