2021/4/8

【血風録】「傘のシェアリング」を全国に広めた26歳

JobPicks編集長/NewsPicks副編集長
この4月、山手線全駅に傘のシェアリングスタンド「アイカサ」が設置された。首都圏だけでも井の頭線などの駅やオフィス、飲食店に置かれるなど、その勢いは止まらない。
同社を率いるのは弱冠26歳の丸川照司氏。大学を中退して、就職することなく「社会の役に立ちたい」と起業。金なし、コネなし、経験なしの三重苦ながらも、出来ることは全部やる熱量勝負で複数のベンチャーキャピタルから資金を調達。
使い捨て傘をなくして環境に貢献し、雨でぬれる人を救い、雨のせいで商売あがったりの小売業をも盛り上げたいと意気込む。
その信念とエネルギーはどこから湧いてくるのか?
シン・資本主義を地で行く若手経営者の奮闘に迫った。