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微小プラ、魚介で年5万個摂取か 日本は13万個、英大学分析

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    毎日新聞 ニューヨーク支局専門記者

    こちらが元論文でしょうかね。昨年12月に発表されていました(新聞記事の定型とはいえこれを「3日までにまとめた」と書くのは...)
    https://ehp.niehs.nih.gov/doi/10.1289/EHP7171
    以前オランダで取材した研究者は、北極海のタラの稚魚からもプラスチックの繊維を見つけました。
    深海を含めて海に暮らす動物がマイクロプラスチックの影響から免れることができる場所はもう存在しないのかもしれません。
    塩からも飲料水からもプラスチックは検出されています。それらを食した人間にどのような影響が出るのか。研究はまだ始まったばかりです。


注目のコメント

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    大阪公立大学 准教授

    マイクロプラスチックの生態影響は、現時点ではよくわかっていません。知り合いの専門家からは、そもそもマイクロプラは海の中だけでなく、飲用水にも空気中にも食べ物にも混じっているので、マイクロプラへの曝露の有無による比較研究が難しいと聞きました。
    よくわからないぶん、「食べても糞になって出るから大丈夫」とか、「魚の内臓だけ避ければOK」とか色々言われてるようですが、そう単純な話でもないことが徐々に明らかにはされてきています。

    生態影響として主に問題視されているのは

    ◾︎プラの製造過程で加えられる添加剤(可塑剤、紫外線吸収剤、臭素系難燃剤など)による毒性…添加剤の中には、例えば内分泌かく乱作用や生殖毒性をもつものが含まれる
    ◾︎プラを構成するモノマー・オリゴマーによる毒性
    ◾︎ナノプラスチックが消化器系を抜け出し、細胞膜を通過して、免疫系や脳に入り込むなど組織を傷害する可能性
    ◾︎プラによる海中のPOPs(残留性有機汚染物質)の吸着→水鳥やクジラなどの高次栄養生物に移行し、蓄積

    昨年末にはヒトの胎盤からプラが検出されたという論文が発表され、話題になりました。

    https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160412020322297

    海洋中のマイクロ・ナノプラの量は今後も増えていくと予想されてます。そのへんの不確実性も踏まえつつ、現状認識としては
    「生物影響が顕在化していないので大丈夫」と捉えるのではなく
    「実環境下での影響を評価する手法が十分に開発されてこなかったので、まだよくわかっていない」と理解した上で、予防原則にしたがうべきかと思います。


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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    マイクロプラスチックに吸着した有機汚染物質等による人体への影響は明らかになっていません。プラスチックが工業的に普及してからの歴史は浅く、人体実験を積極的に行うことは困難であるためです。しかしヒトの細胞の室内実験や動物実験では、影響があるという研究結果はでています。乳がんや子宮内膜症、生殖機能低下、胎児の発育への影響等が指摘されています。また、マイクロプラスチックが汚染物質を含まない/吸着しない場合でも、プラスチックそのものが生物へ影響するかもしれないとも言われています。

    いずれにせよ、過去の環境汚染物質のように急毒性のものではなく、ゆっくりと慢性的なものとして問題を引き起こす可能性があり、むしろ今も問題が起こっているかもしれない状況です。その有毒性が明らかになるXデーは近いかもしれません。
    魚介類については、天然物よりも養殖物のほうが価値を持つ時代、天然物が忌避される時代が来るかもしれません。これを受けて、海中に徹底管理したマイクロプラスチック・フリー・ゾーンを設け、魚介類を育てる(その費用はプラスチックやプラ製品製造業者等に出してもらう)という構想も海外で動いています。

    一方で、マイクロプラスチックは空気中にも広く分布しているため、シーフードをなんとかすればよいというだけの問題だけではないかもしれないのは気になるところです。


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