長いタイプのトイレットペーパー売り上げ伸び メーカーも注力
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成熟市場である消費財業界では「大型化」が今後の成長のキーとなっています。
店頭では洗剤やヘアケア商品なども大型サイズが目立ちます。
大型化を促進することで
・物流コストの削減
・店頭オペレーションの削減
・使用量の増加(沢山あると自然と使用量が増える)
・販売ロスの回避(購入頻度が増えると競合店に奪われる可能性が高くなる)
といったメリットがあります。
また、消費者にとってもお得感があり販売量の増加に繋がっているものと思われます。
注目のコメント
ペーパーの体積は変わらないのになぜ省スペースなの?と一瞬悩みましたが、芯のデッドスペースが4本分減るからだと理解しました。なるほど!
それよりも、トイレットペーパーの保管スペースなんて気にする人いるの?という第二の疑問が。そんなにぎちぎちなの?
そんな家庭だと、スペースがあるからと他に買いだめしたり不要な物買っては「あー、今月も苦しい」とか言ったりしそうな気もしますが…。
あ、こうした無自覚な無駄遣いを教えない方が、より経済が回っていくことになるのか。うーむ。
と思っていたら、田井さんのコメントを見てスッキリしました。自転車のカゴに収まるから安全運転に繋がる、と。これはとても良いことですね。
地方在住の私には車が必須なので、自転車でスーパー行くことを全く想定してませんでした。視野が狭いと自省。トイレットペーパーなどの紙製品は価格の割に非常に嵩張る、特殊物流と言われるある意味厄介な商品です。紙の長さ、物量に比した物流コストの効率を上げるためには長尺化、ロール当たりの長さを伸ばしていくことが有効です。問題は、買占めなどを防ぐためにも、こうしたことが消費者にいかに認知されていくことができるかどうかということでしょう。
取り替える手間の削減、省スペースの問題もあるかと思いますが、結局消費者にダイレクトに効いてくるのは費用対効果だと思います。いわゆる「コスパの良さ」を消費者に訴求できれば販売数も更に伸びそうですね。
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製紙メーカーにとっても、長くなってロールの数が減ることで一度に配送できる量が増えるため、輸送の効率化につながりコストを抑えられるとしています。