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若い頃に砂糖を摂取し過ぎると脳の記憶機能に悪影響が出ると判明、鍵は「腸内細菌」か

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  • メタジェン代表取締役社長CEO / 慶大先端生命研特任教授

    離乳後の仔ラットの飲み水に果糖とブドウ糖を11%添加して1ヶ月間飼育すると、ラットの海馬の機能が低下するとのこと。その際に腸内細菌の一種であるParabacteroides属細菌が増加したため、成ラットにこの菌を経口投与したところ同様に海馬の機能低下が認められたことから、Parabacteroides属の腸内細菌が海馬の機能低下に関わることが明らかになりました。

    脳と腸は迷走神経でつながっており、またホルモンでもやりとりをしているため、腸からの司令が脳に作用することは以前から知られていました。そういった観点から「腸は第二の脳」とも呼ばれていましたが、今回の研究でParabacteroides属の腸内細菌が腸を介して脳の海馬に影響することが明らかになったことから、腸内環境を制御することで脳機能を改善できる可能性が出てきました。一方、Parabacteroides属の腸内細菌がどのように腸に作用して海馬にまで影響するのかの詳細は明らかでないため、今後の研究成果が期待されます。

    今回の研究成果とは逆に、海馬の機能を増強する腸内細菌が見つかれば、ジーニアスプロバイオティクスとして活用できるかもしれませんね。


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