米、ワクチン接種完了者は旅行可能に CDCが指針改定
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ここには2つの意味が込められていると思います。
一つは、ワクチンの有効性がそれだけ高く評価されているということです。既に疑いの余地はなくなるほどに様々な角度からその有効性が評価されてきましたが、高い有効性があってこその指針改定だと思います。
もう一つは、ワクチン接種の意義の可視化です。ワクチン接種の有効性や意義は、「病気を防ぐ」ことにあるため、身体では感じられず、多くの人に理解しにくいものかもしれません。予防接種により「安全に旅行ができる」「安全に野球観戦ができる」「マスクがいらない場面ができる」というメッセージは、有効性の「可視化」につながる可能性があります。
また、ここからもう一つ確認すべきことがあるとすれば、前提として「旅行は不可」とされている点です。Go To Travelなどといった施策がいかにここからかけ離れているかが感じとれます。米国と欧州がワクチンパスポートで、交流可能になると…
日本だけ取り残されるのは大打撃…
厚労省による3月8日から26日までの接種実績発表によれば、1日平均5万回くらい、直近だと少し下がっていて、4.6万回である。最近、1回接種でいいというようなワクチンも出てきているが、いったん、2回接種するとする。
1億2000万人いるが、7割が接種完了を目指すと8400万人。
そうすると、1.7億回ぐらいワクチン接種、必要なので、1日5万回だと、3000日以上かかってしまう。
土日などはお休みなので、平日でカウントすると、年250日接種するとして接種完了は12年とか、かかっちゃうんですけど、、、?
アメリカは最近、ものすごく接種回数を伸ばしていて、7月4日の独立宣言の日までに、コロナに打ち勝った宣言しようとなっていたりする。
日本はこのままだと完全に世界に取り残される恐れが。
感染対策を引き続き頑張りながら、なんとかワクチン接種のスピードを高めていかなくてはいけないと思う。mRNAワクチン2回接種後2週間の経過観察後の話ですね。
『旅行が自由にできる』とか『制限がなくなる』ではなく、旅行中のマスクや、2メートルの間隔をあけ手指消毒も必要であることが推奨されていますし、ワクチンを2回接種しても新型コロナの変異株に感染したり、拡散したりするリスクが高まることも注意喚起されています。
あと、あえて書いていないのかもですが、2回のワクチンを接種した場合も、米国へ戻るフライトに搭乗する3日前までのCOVID-19検査結果が陰性であること、もしくは過去3ヶ月以内に新型コロナから回復したことを証明する書類が必要という記載があります。
▷International Travel During COVID-19(CDC)
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/international-travel-during-covid19.html
とはいえ、ワクチンにより、制限がより少ない生活に戻っていける可能性があるとも言えます。
日本のワクチンは残念ながら遅れており、日本で作れないのかという言説も耳にします。もともと小規模のメーカーが多く十分な技術開発が難しいなど問題点が多いです(自前で製造できることは素晴らしいことですけれど…)。
最近、第一三共さんが、4種混合ワクチンの新工場で基準を満たせず製造を断念したという報道もありました。
▷第一三共 4種混合ワクチン「スクエアキッズ」の販売中止 損失補填で150億円サノフィに支払い
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=70894
ワクチンは国家戦略として行うべきという点があるのですが、基礎研究への研究費の投入が減っていることも遠因にあるでしょうね…