2021/4/3

【音楽全史】サブスクの「次」に来るイノベーションとは?

個人 音楽コンサルタント、作家
INDEX
  • 「ポスト・サブスク」の時代へ
  • 中国発「ソーシャルカラオケ」の威力
  • ライブ配信「セッションズ」の革新
  • 課金システムにも「美意識」が必要
  • 次世代のカギは「原盤権」にあり
  • 「着うた」の偉業が教えてくれること
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントをいち早く紹介する連載「The Prophet」。今回登場するのは、音楽産業専門のコンサルタントとして活躍する榎本幹朗氏だ。
前編では、榎本氏の新著『音楽が未来を連れてくる』(DU BOOKS)のエッセンスを紹介しながら、「音楽ビジネスの100年史」をひもといた。コロナ禍で大打撃を受けた音楽産業だが、苦境を脱するヒントは「歴史」の中にあると榎本氏は言う。
それを踏まえて、この後編では音楽ビジネスの「未来」を展望したい。榎本氏が「ポスト・サブスク」と呼ぶこれからの時代、音楽業界の活路はどこにあるのだろうか?
【新】音楽ビジネスの歴史に学ぶ、危機の時代の乗り越え方

「ポスト・サブスク」の時代へ