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ファイザー製ワクチン、12─15歳に100%の効果 近く緊急使用申請

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    例えば米国では、18歳未満の人口が全体の23%を占めますので、国の「集団免疫」を考える際には、子供への予防接種の普及も鍵を握ります。

    また、COVIDで死亡に至るケースは極めて稀なものの、合併症や後遺症が生じるケースはしばしば見られており、子供が安全な学校生活を送る上でも予防接種は重要と考えられます。

    こういった背景もあり、まず12-15歳の2260人を対象とした臨床試験が行われ、この度結果の一部が公表されました。

    プラセボ(偽のワクチン)接種群で18名のCOVID発症が見られたのに対して、ファイザーのワクチン接種群では0名で、100%の有効性が見られたという計算になります。

    これは、もちろん実社会にも広げていった際に100%の有効性が維持されることを意味するものではないものの、成人と同様に高い有効性を持つことを示唆する、期待を持たせる結果です。

    ただし、副反応は成人と同様であったとの情報に限られ詳細が報告されていませんし、結果はファイザーから報告されたのみで、査読付きの論文として公表されたわけではありません。このため、まだ結果を過信せず、論文の報告を待つ必要がありますが、期待をさせる結果だと思います。

    なお、現在は5-11歳の子供の臨床試験が開始されており、その後は2-5歳、さらに6ヶ月-2歳と臨床試験が進められていく予定となっています。


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    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    3月28日のNEJMには、生後6ヶ月から11歳4600人に対する検討もはじまったという記事がでています。

    ▷COVID-19 Vaccines: Pfizer-BioNTech Begins Testing in Children / Priority for Seafarers & Air Crew
    https://www.jwatch.org/fw117656/2021/03/28/covid-19-vaccines-pfizer-biontech-begins-testing-children


    山田先生のおっしゃるとおり、集団免疫の面からも、子どもたち自身を守るためにもワクチンの拡大は期待されます。
    一方で、重症化は比較的少ない小児に対して新型コロナのワクチンをどのように導入していくかは議論していく必要もあるでしょう(個人的には必要だろうと考えていますが)。

    ▷JAMA Pediatr. 2021 Feb 1;175(2):125-126.
    https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2770123


  • Strategia Holdings and SOLA Biosciences Founder/CEO, Scientist - New Therapy R&D & Fine Artist

    山田医師が言われるように、過信は禁物ですが、とてもポジティブな結果だと思います。

    効果がどのくらい持続するかということに関しても、新たな発表がつづいています。例えば、BioTodayの記事を参照しますと、Pfizer/BioNTechのmRNAワクチンBNT162b2が引き出す新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体免疫はどうやら長続きすることを示す確かで息長い胚中心(germinal center)反応がヒト試験でも認められました。

    Pfizer Vaccine Induces Immune Structures Key to Lasting Immunity / TheScientist

    SARS-CoV-2 mRNA vaccines induce a robust germinal centre reaction in humans. Research Square. 09 Mar, 2021

    リンパ節に形成される胚中心は長く備わる抗体生成B細胞を生み出します。胚中心の暗領域(dark zone)ではそれぞれ独自の抗体を備えたB細胞が数多く作られ、明領域(light zone)で教官役のT細胞と手合わせして目当てのタンパク質の認識性能が検査されます。不合格のB細胞は暗領域に戻されて洗練されるか消され、合格したB細胞は不死化してメモリーB細胞かプラズマ細胞になって抗体が担う防御効果を数年あるいは長ければ何十年も発揮し続けます。

    元論文を読むには至っていないのですが、これもとてもポジティブな新データなので、ここでもご紹介させていただきます。


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